FBA料金シミュレーターがわかり難い 特に平均保管在庫数のところ

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AmazonFBAを使って販売する際に事前にシミュレーションすると良いです。
親切なことにそのシミュレーターがあります。

FBA料金シミュレーター

 

ちょっと使ってみたんですが平均保管在庫数のところがわかり難いです。
”シミュレーターの使い方”を検索すると出てくるページは「平均保管在庫数」の欄が実装される前のが多くよくわからなかった。(触れているページでも理解しきれませんでした)

同じような人がいるようで「サッパリ分かりません」とハッキリと助けを求めていましたね。

Amazon

 

たぶんそのうち改善されるだろうけど、何となくわかったことをここに記載。

まずは1個仕入れて1個FBAを使って販売したときのシミュレーション
これは単純でわかりやすいと思います。

例えば既にAmazonで販売されているマウスをどこかから仕入れてきて販売するとしましょう。
↓これ、適当に2,500円くらいのマウスを題材とします。

仕入れ値も適当に500円としましょうか。

ではFBA料金シュミレーターのページに行って、アカウントを持っていればセラーセントラルにサインインして、持っていなければゲストとして続けてください。

既にAmazonで販売されているのでASINがわかっています。それを入力して検索ボタンをクリック。

こんな感じで検索結果が出ます。

では早速、入力しましょう。
今回はFBAについての説明なので左側の出品者出荷のシミュレーションは無視します。
前提として、

1個500円で仕入れて、2,580円で販売

仕入れには商品そのものだけでなく仕入れ時に送料手数料がかかったらそれも含めます。今回は送料も手数料も含めて仕入れ値を500円としました。
販売価格の2,580円Amazonの商品ページに表示される金額です。
↓こんな感じ。

 

そして仕入れてからAmazonの倉庫に送る送料が必要となりますよね。
箱の寸法がわかっているのでそれを元に計算します。

ヤマトのページで調べてみます。(2021年4月時点の金額)

なんとか宅急便コンパクトで送れそうですね。
東京から小田原の倉庫に送ったとすると、

現金で610円で箱まで含めて680円となります。

これで準備OKです。
この3つの数字を入れています。

販売価格
倉庫までの送料
仕入れ値



商品価格
Amazonへの納品
商品原価

となりますので以下のように入力。

計算のボタンをクリックするとシミュレーション結果が出ました。
719円の純利益ですね。

かかる手数料を簡単に説明しておくと以下のようになります。

大口出品者となると月額5,000円かかり、さらに売れた時に1個あたりに手数料がかかり、さらにさらに発送代行料の手数料がかかる。3重取りではありますが、それでもAmazonの集客力は高いのでこれは異議を唱えず飲み込みましょう。でもだいたい他のサイトも手数料の名前は違えど似たような金額の手数料になるかと思います。それでいて集客力が高いのでAmazonには”今は”歯向かわないのが良いでしょね。

 

んで、本題はここから。
1個仕入れて1個販売は基本的にしないと思います。
大量に仕入れての販売が普通ですよね。

では2,000個仕入れたとしましょう。
販売価格は変わらず2,580円のままとします。仕入れ値も一応変えずに500円としましょうか(普通は大量に仕入れると仕入れ単価も下がりますがここでは簡素にします)。

変わるのはAmazonの倉庫までの送料ですね。
これも単純化して1個の箱サイズを仕入れ量分に掛け算します。

4.7 X 7.5999 X 12.1001 センチメートルが2,000個で864,420立方センチメートルです。

大口だとどの宅配会社も割引がききますが、今回は簡素化するために160サイズで計算します。

適当に50 X50  X 60センチメートルの箱と設定して、1個の箱の体積は150,000立方センチメートルです。
2,000個入れるには6箱ですね。それだと金額は2,180円×6箱で13,080円
さらにもう一つ簡素化して箱代は無しにしましょう。

これで準備ができました。
この数字を入れてみると普通は↓こんな感じになりますよね。

でも、これじゃダメなんですよ。
試しに計算のボタンをクリックすると、

純利益マイナス15,679円になってしました。

いろいろと納得がいかないところがあるのですが、まぁ修正していきます。
Amazonの倉庫までの送料、つまりAmazonへの納品の値は1個あたりに直さないといけないようです。

なので、13,080÷2000=6.54円ですね。切り上げて7円です。

それで最大の謎。何でマイナス2,606になるのか?

まぁ、計算式からわかるけど、このシミュレーションだと売れた数を入力してシミュレーションができないからですね。
これは2,000個倉庫に納品して、1個売れて、1,999個売れ残ったシミュレーションになっています。

そもそも他のサイトで紹介してる前のシミュレーターだとこの在庫保管手数料の欄の実装前だったのでわかりやすかった。
自分で売りたい販売価格仕入れ値1個あたりに換算した送料を入れれば、1個あたりの純利益がわかるんですから。
変に在庫保管手数料の欄など入れなければよかったのに。

とりあえずわかりやすい使い方としては販売価格、仕入れ値、1個あたりに換算した送料を入力して平均保管在庫数は1に固定するのが良いと思う。
それで商品1個あたりの月額保管手数料は数字で出てくるので自分で入庫させた数をかけて計算したら良い。

 

このシミュレーターを理解していないだけかも知れないけど、少なくとも同じように悩んだ人はいましたからっ!!

 

 

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