この前作った空気清浄機を大幅に改造しました。
予定していた改造は以下の3点。
1. 昇圧して15V駆動させファンスピードアップ
2. ファンを4個に増やす
3. オゾン発生器を付ける
思い切って全部付きを一度作ったが、15V化は結局見送った。理由は以下の通り。
・15Vは確かにファンスピード上がったがファン4個12Vで充分であった
・12V6AのACアダプター持っていた
・ファンはいちおう12V仕様なので無理に15Vして寿命短くしたくなかった
・途中に昇圧回路入れるの面倒くさかった
CAD画面は以下の通り。
一番大きい箇所で280mmだからCR-10Sなら一気に作れたが、この時ヒートベッドが故障していたため4分割した。ステージ加熱無しで一回試したけどさすがに反りが激しくサイズを小さく印刷せざるを得なかった。ステージ加熱無しだと150mmが限界かな。
完成品
黒色のファンよりLED付きのファンの方が何故か安く買ったのでLED付きを4個購入。とは言っても黒色ファンが320円でLEDが290円位の差(購入当時の価格)。
たぶん自作PCの冷却ファンとしてLED付きの方が需要があるのであろう。
オゾン発生器は安かった。400円ちょっと。
フィルターとファンの間に設置。
消費電力
ファン4つで1A弱。カタログスペックで12V0.25Aだからほぼ合っている。
オゾン発生器は0.3Aほど。カタログ値(8W以下→12V0.66A)よりも低いけどまぁ充分過ぎるくらいオゾン臭したからOK。
合計で12V × 1A + 12V × 0.3A = 16Wくらいであった。東京だと一日中付けっぱなしで7円弱かな。
16Wだとモバイルバッテリーだと3A以上出るものでないといけないため、これのモバイル化は諦めてACアダプターを使用することにした。小型3Dプリンターの方のACアダプターが12V6A仕様だったのでちょうど良かった。
効果は?
そりゃ、4個もファンを付けてオゾン発生器まで付けたら効果はありましたよ。
試したのはにんにくのみじん切りとブルーチーズ。匂いがしなかった。
正直、オゾン発生器までは必要なかった。ペットを飼っていたら必要だったかも。定期的に換気しているし、タバコ吸わないし。そうだ、タバコといえば空気清浄機のフィルターの寿命を短くするらしいよね?タバコ吸う人には自作空気清浄機は良いかもしれない。フィルター代が300円くらいだから気兼ねなく交換できるよ。
自作空気清浄機のコスト
・120mmのPC冷却用ファン 4個で1200円
・オゾン発生器 1個400円
・フィルター 1個300円
・その他(ケーブルやスイッチ、コネクタなど) 300円
・3Dプリンターで出力した樹脂と電気代 200円
合計2500円くらい
値段や効果どうこうより作るのが楽しかったー
動画
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