部屋の隅っこにあるMacを、今座っているWindowsのデスクからちょっと操作したいな、と思ったのが始まりでした。わざわざ立ち上がって移動するのも面倒だし、同じ部屋の同じWi-Fiの中にいるんだから、リモートデスクトップでサクッと繋げばいいよね、と軽い気持ちで調べてみることに。
調べてみると、どうやら「RealVNC」っていうのが有名らしい。さっそく使ってみようとしたのだけれど……うーん、使うにはアカウントを作ってログインしなきゃいけないみたいです。同じ部屋のPC同士を繋ぐだけなのに、わざわざアカウントを作って管理するのは、なんだかちょっと面倒だなあと思ってしまいました。

定番の「UltraVNC」を試してみたけれど…
そこで、ログイン不要で使える他の選択肢として、昔からよく名前を聞く定番中の定番「UltraVNC Viewer」に目をつけました。これならインストールも不要だし、もちろんログインもいりません。「よしよし、これでお手軽にMacを動かせるぞ」と意気揚々と繋いでみたのだけれど……。
……遅い。とにかく、タイムラグがすごい。
マウスを動かすと、一拍遅れて画面のカーソルがヌルッと付いてくる感じ。クリックしても「あれ? 押せてる?」と不安になるレベルです。
どうやら、こういう昔ながらのVNC形式のソフトは、画面の画像をそのまま愚直に送りまくっているから、今の高画質なMacの画面だとWi-Fiの通信が追いつかなくてカクカクしてしまうらしい。テキストを入力するだけでもストレスがすごくて、これはちょっと常用は厳しいな……とガッカリしてしまいました。
ログイン不要でサクサク動く「RustDesk」との出会い
「やっぱりログインが必要なやつに戻るしかないのかなぁ」と諦めかけながら、もう少しだけ悪あがきをして見つけたのが「RustDesk(ラストデスク)」というソフト。最近人気が出ているオープンソースのソフトらしく、AnyDeskとかの代わりに使う人が多いみたいです。
何より嬉しいのは、お互いのPCにソフトを入れて、画面に出たIDとパスワードを打ち込むだけということ。アカウント作成もログインも一切不要です。「これでダメなら諦めよう」と思いつつ、WindowsとMacの双方で起動して、IDをポンと叩いて繋いでみました。
画面が映った。ここまではUltraVNCと同じ。Mac側のセキュリティ設定(アクセシビリティの許可など)をちょっといじって、いざWindowsからマウスを動かしてみると……。
「おお、まあまあ早いじゃん!」
さすがに有線で直に繋いでいるような完全なゼロ遅延とまではいかないけれど、UltraVNCのあの耐え難いカクつきに比べたら雲泥の差です。マウスはちゃんと手の動きに付いてくるし、ウィンドウを開閉するのもスムーズ。
結論:動画編集でなければこれで大満足
これなら、わざわざ立ち上がってMacの前に移動しなくても、Windowsのデスクに座ったまま、ブログを書いたりちょっとした作業をこなしたりするのには十分すぎます。動画をゴリゴリ編集するとかでなければ、実用性はバッチリ。個人的にはこれで大合格、OKです。
「有名だから」「昔からある定番だから」という理由だけで選ぶと、今の時代には合わなくて痛い目を見ることもあるんだなぁ、と勉強になりました。ログインの手間もなく、この軽さが手に入るなら文句なし。
これからWindowsからMacにサクッと繋ぎたい人は、下手に古い定番ソフトに手を出すより、最初からRustDeskを試してみるのが一番の近道かもしれません。
よし、これで作業環境がまた少し快適になったぞ。
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