第一話目のセリフだったんだね。
ちないに””(ダブルコーテーション)が必要らしい。
面倒くさいと思っていたけど呆気なかった。
事前に色々と調べたけど結局便利なツールがあるのでそれにて終了。
先に書いておきます。
開業届にはマイナンバーの記入が必要なので調べておくこと。わからない人は区・市役所などに行ってマイナンバー付きの住民票を貰って(手数料数百円)くればOK。
会計ソフトで有名なfreeeで開業届を作成してくれるツールを提供しています。
しかも無料。
カラクリとしてはその後有料の会計ソフトを使用してもらいたいため開業届の作成ツールを無料で提供していると思います。
ただ、その会計ソフトも機能を絞れば会計ソフト自体も無料で使えるので、絞った機能で全てまかなえる人には全て無料となります。
もちろん開業届の作成だけ行い、会計ソフトは別のソフトを選ぶことも可能です。
そのうち別ページで会計ソフトを提供する会社の比較でもしようと思います。
では作成方法を説明。
下記の開業届作成サービスへ飛ぶ。
まずは登録します。
最近はGoogleやFacebookのアカウントで登録できるので楽ですね。
登録が完了したら質問の通りに入力していきます。
どんどん記入していきます。ここではインターネットでの販売業を例にして記入してみます。
どんな仕事するの?
いつから始めるの?もう始めている?
どのくらい稼ぐの?
まだいくら稼ぐはわからない人は適当に。あくまで予定なので10万円位としておきます。
どこで働くの?
働く土地(ロケーション)を入力。決まっていなければ未定でOK。
※追記
ここで事務所を開いて働くを選択すると事務所の住所も入力できるようになります。
一人で働くの?従業員雇う?
人を雇って給料を支払う人はここで選択。freeeには人事労務ソフトもあるのでその管理との連携も出来るようです。
作った会社の名前は?
自分で考えた会社名を入力します。他とかぶっていないか確認したほうが良いです、もっとも簡単なのはGoogle検索で入力して他に同じ名前の会社がないことを確認するってことかな。
申請者の情報は?
申請した人の個人情報を入力
※追記 事務所の住所は?
前のページで事務所を開いて働くを選択すると事務所の住所をここで入力できます。
何して稼ぐの?
ネットでモノやサービスを売るなら事業所得。転売やアフィリエイトとかも事業所得。
確定申告の種類は?
迷わず青色申告を選びましょう。
開業する仕事1本でも副業でも青色申告を選択したほうが良いです。簡単に言うと節税できる手段だから。
入力が完了したら書類を提出するのボタンをクリックします。
書類を提出するといってもクリックしただけでは提出されません。
クリックすると提出書類を出力するためのページに飛びます。
開業届を提出する税務署を選択
入力した住所から候補が出てくるので選択します。
普通は申請者の住所を入力しています。
バーチャルオフィスなど入力することも可能ですが書類などの管理の楽さから申請者の住所の方が良いです。
※ここでは東京都港区を入力しています。
提出書類を確認しましょう
書類を確認するをクリックするとPDFで書類が出来上がります。
- 1ページ目・・・出力された書類の種類と郵送先の住所(コレを切り取って封筒に貼ればOK)が記載されている
- 2ページ目・・・開業届そのものが出てきます。提出する際にはマイナンバーの記入ととハンコを押すこと
- 3ページ目・・・青色申告の承認申告書。ここもハンコを忘れずに
- 4ページ目・・・開業届の控え(実は重要)
- 5ページ目・・・青色申告承認申請書の控え(こちらも重要)
ここでfreeeのページでは詳しく説明されていない(もしかしたらどこかに書いてあるかも?)重要な情報を2つ。
1.別の住所で登録したいっ (※追記修正あり)
事務所を借りてそこで仕事をする、ネット販売をしたいんだけど販売者の住所を書かないといけない、でも書きたくない、バーチャルオフィスを書きたいっ。
などいろいろな理由で今住んでいるところの住所を書きたくないとか住居と事務所の住所を併記したい向けの情報です。
オススメとしては先にも書いたとおり税務署から送ってくる書類などの可能性があるので現住所で登録したほうが良いです。そしてバーチャルオフィスを借りるのが良いです。
開業届にはその二つを併記するのをオススメします。
freeeのシステムでは住所は1つしか記入できないのでPDFを編集できるソフトでもう1つの住所を記入します。※追記修正 事務所を開いて働くを選択するを選択すると事務所の住所を入力できます。以下は参考程度、前のページに戻って修正したほうが良いです。
ちなみにPhotoshopを使いました。
納税地の方にバーチャルオフィスを記入してもよいのですが大半の人は上記以外の~の方にバーチャルオフィスの住所を記入しているようです。
これならば自分の住まいの住所を知っているのは税務署だけになるので個人情報の観点では安心です。Amazonや楽天で商品を売るときにはバーチャルオフィスの方を記入すればよいのです。またオークションなどで発送する際にも伝票にバーチャルオフィスの住所を書けばよい。
バーチャルオフィスは個人事業を始める人にとっては色々と便利です。
安いところで月額500円というのもありますから。値段はバーチャルオフィスの付帯サービスに寄ります。住所だけ借りるとか、電話取り次ぎ、郵便物の転送、会議室やデスクの時間借りなどサービスはバーチャルオフィス会社によってまちまちでした。
どこを選んだら良いか不安な人は↓こちらのサイトから条件を入れて検索できるので楽です。
2.開業届と青色申告承認申請書の控えを送る意味はある
多くの場合、控えって送らず自分で保管しておく、または人によっては控えなんて直ぐに捨てる方もいるでしょう。
個人事業として開業届を出す際には控えも送ると良いです。
理由としては屋号の銀行口座やクレジットカードを作る際に税務署が押印した控えが必要となるからです(多くの場合)。
開業している証明はこの控えだけなんです。
もちろんあとから作成してもらえるんですが、時間がかかるのでそんなに大した手間じゃないのではじめに控えを送っておきましょう。
簡単に再発行の手続方法を紹介すると、
- 保有個人情報開示請求書という堅苦しい書類を作成
- 税務署に行けるならば上記書類と手数料300円と身分証明書を提出、郵送ならば住民票の写しも必要です。写しといってもコピーじゃないですよ、区・市役所で発行してもらう写しです。
- その場でもらえません、1ヶ月位待ちます
そしてもう一つ重要なこととして切手付きで返信用封筒(ちゃんと住所も書いておくこと)も同封することです。
税務署もわざわざ身銭を切って封筒と切手を用意して返してくれないんじゃないでしょうか?・・・たぶん。
実は控えを忘れてしまって税務署に電話で確認したのです。その際に先方から控えと返信用封筒は送っていないんですか?と聞かれたので少なくとも1つの税務署では返信用封筒は必須だったようです。
開業届と青色申告承認申請書を提出する
提出方法は3つ
- 税務署に持参する
- 郵送する
- freee経由で電子申請する
電子申請を選びたいところですがマイナンバーカードとICカードリーダーが必要です。マイナンバーカードはまだしもICカードリーダーはなかなか持っている人はいないと思います。
わざわざ税務署までいくのも面倒くさいので郵送がベストかと思います。封筒に入れて82円切手を貼って送ればいいだけなので。
以上、これで晴れて開業完了です。
控えと返信用封筒を送っていない限りその証明がないので不安です。不安ならば税務署に電話して開業届到着していますか?開業完了していますか?と電話すれば確認してくれますので安心が欲しい人は電話してください。一番いいのは控えと返信用封筒を同封することです。
実際にやってみるとわかると思うのですがアッサリ終わります。
次のアクションとしては会社名義(屋号)のクレジットカードや銀行口座が作ること、そして会計ソフトを決めることです。従業員雇う場合は人事労務ソフトも。
全部は必要ないです。でも会計ソフトは決めて早速運用することをオススメします。こちらも節税のためのツールとして。クレジットカードとか銀行口座とかは自分がこれまで使っていたのを会計ソフトに登録して公私仕分けをすればよいだけです。
さて、会計ソフトは何にしようかな?
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