ミドボンと発酵式二酸化炭素のボンベでどのくらい持ち具合が違うか質問があったのでこちらに記します。
ちょっと化学の授業になりますよ。
容量の比較
まず発酵式二酸化炭素のボンベというものは検索するといくつ出てくるのでここではAmazonで売っている↓以下のボンベで計算します。
3種類ありますのでサイズ:1Lのボンベで計算します。
二酸化炭素は発生されるレシピは↓このように記載があります。
クエン酸(C6H8O7)と重曹(NaHCO3)を原料にしていますね。
化学反応式は以下の通りになります。
C6H8O7 + 3NaHCO3 → Na3C6H5O7 + 3H2O + 3CO2
モル質量はクエン酸192.1g/mol、重曹84.0g/mol、二酸化炭素44.0g/molですのでクエン酸100gを原料とすると重曹は131.2g必要で出来上がる二酸化炭素は68.7gになります。
ミドボンには圧縮された二酸化炭素が5000g入っているので約70倍多いことになりますね。
Amazonで売っている1Lの発酵式二酸化炭素発生ボンベだと70回分でミドボン1本分になります。
値段の差
次にミドボンに入っている5000gの二酸化炭素の費用と発酵式で発生する二酸化炭素5000gの費用を比較します。
ミドボンはいつも購入しているカクヤスという酒屋チェーン店では2500円で二酸化炭素5000gが購入できます。(ボンベの保証料として5000円は必要ですが返却したら5000円は戻ってきます)
発酵式では原料をクエン酸と重曹とします。Amazonで値段を検索するとそれぞれ1kgで500円、400円くらいでした。
発酵式で二酸化炭素を5000g作るにはクエン酸は7.3kg、重曹は9.5kgが必要なのでそれぞれ3500円、4000円必要なので合計で7500円必要となります。
ミドボンの方が三分の一のコスト低になりますね。
手間も考えるとミドボンの方が圧倒的に楽です。
メルカリではミドボン接続キットを送料込みで6500円で販売しています。
Amazonではスターターキットで6437円でした。
同じくらいですが、その後のランニングコストや手間を考えたらミドボンが確実に良いです。
あとAmazonで販売されているスターターキットの口コミではミドボンをオススメしている投稿もありました。
アクアリウム用のミドボン接続キット(流量計付きレギュレーター)はたまにメルカリで出品しています。
コンスタントに売れているので評判は良いようです。
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