良いカメラだとカメラ側に手ブレ補正機能がついていますが、その機能が付いていないまたはカメラ付属の手ブレ補正機能で事足りない時に動画編集ソフト側で手ブレ補正を行う方法を紹介します。
ビデオエフェクトの中にあるディストーション→ワープスタビライザーを選択して目的のクリップに挿入します。
ちなみにこの機能ってかなりPCに負荷がかかります。
4Kの動画を10秒このエフェクトかけるだけで分析に20分近くかかる。
使用しているPCはcore i3のメモリ4GBで低スペックだけど、ハイスペックのPC多少良くなるかも。
CAD用のPCだけど会社の↓ハイスペックPCでも、13分くらいの4K動画全てにかけると10時間以上かかる。単純計算だがcore i3だと15時間くらいなのがXeonで11時間、2/3くらいには減るが4K動画の編集には根本的に他の方法を探したほうが良い。
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完成品比較
設定詳細
だいたいはデフォルト設定のままワープスタビライザーをかければある程度きれいに手ブレ補正してくれまが、さらにきれいにしたいなど拘りがあれば自身で色々と設定を変更してみて下さい。
設定できるのは
- スタビライズ
- 切り抜き
- スケール
です。
スタビライズではPremiereが手ブレの逆方向に映像を動かしてブレをキャンセルしてくれています。
これをデフォルト設定では50%のところを0~100%範囲で動かせるので自身で確認しながら適切な具合に決めてください。
スタビライズだけだと下図のようにPremiereが手ブレを補正するように映像を上下左右回転させているので枠外の黒い部分が入ってしまいます。
斜めになった映像では見てる側もおかしいと思うので映像を縮小して長方形に切り抜きます。
それが切り抜きになります。
均一にくり抜かれたので最後に自動スケールして外の黒枠を無くします。
今回説明している例では自動スケールが131.2%と結構大きな値になっています。
車載映像撮る場合はやはり道路のつなぎ目などで大きく跳ねますからね。
個人的(愛用しているから?)にはPremiereが手ブレ補正として一番優秀かな?と思います。
車載映像をよく撮るのでFilmoraよりはPremiereかな?っと。(まぁ一番は音声波形からの複数カメラの同期機能があるからですが)
AviUtlは無料で素晴らしいのですが今の所満足するような手ブレ補正は有りません。逆にわざと手ブレを入れるプラグインがあったりします。こういう遊び心はAviUtlには多くあって良いですね。無料ということだけでも凄いのに。
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