3Dプリンター CR-10Sの紹介

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会社にある1000万円の3Dプリンターの存在価値を疑うくらい今の民生用(一般消費者用・一般家庭用)の3Dプリンターの能力が素晴らしい。

以前1万7千円の3Dプリンターを紹介した。
あれを買った目的は
3DCADが出来るから3Dプリンターで出力したい。でもいきなり高額の3Dプリンターは買えないから組み立て済みの安価な物のでお試しして、趣味として続けられそうだったら高いのを買おう
という感じだった。

それで、趣味として続けられそうなので次はいろいろな材料が出力できて、造形サイズも大きいのが欲しくなった。でもそんなにお金は掛けたくなく組み立ても簡単なのにしたかったので探した結果、ベストマッチの3Dプリンターが見つかった。


Creality CR-10S

中国の深センにあるらしいCREALITY 3Dという会社が作っているCR-10S
これの良いところは

  1. 300X300X400mmという大きなサイズなのに安価
  2. 未組立だがコントロールユニットなどは既に組立済みなので半組み立て状態で購入可能、さらに組み立ては非常に簡単で10~20分で可能
  3. 出力できるフィラメントが豊富でメーカーを問わない(汎用品で良い)
  4. 拡張性が高いので好みにカスタマイズ出来る
  5. 例えどこかが故障しても部品単位で安価で購入できるので故障を恐れない
  6. 世界中にユーザーがいるので情報が多い

と言ったところかな。

それぞれ詳細を言っていくと
まず1.は上の写真の通り造形サイズ大きいよね。それにシンプルな作りなので全体的な大きさは造形サイズより一回り大きいくらい。コントロールユニットも一体になってくれたら良かったに・・・と思っていたら既にCR-10S PROと言うのがあった。

Creality3D CR – 10S Pro
https://www.gearbest.com/3d-printers-3d-printer-kits/pp_009343563461.html?wid=1433363&lkid=19875606

CR-10Sを買う前に知っていたらこっちを買っていたかも。オートレベリング機能もあるらしいし。コントロールユニットの中の基盤とかが壊れたら交換する作業が面倒くさいくらいかな?価格は同じサイト(GEARBEST)内で比較すると1.5倍くらいPROの方が高いね(2019年2月現在)。

んで、わたくしはどこで買ったのかと言うと当時GEARBESTを知らなかったので定番のAmazon。
今(2019年2月)は58,000円にポイント2,900で実質55,100円だけど、当時は5,800円の割引(10%引き)していて52,200円だった。

GEARBESTだと更に安いね。送料も無料だし。たぶんちょくちょく価格変動するから現在の価格はリンク先確認して。

Creality3D CR – 10S 3D Printer
https://www.gearbest.com/3d-printers-3d-printer-kits/pp_778981.html?wid=1433363&lkid=19875533

ちなみにUpgraded VersionっていうのがCR-10Sのこと。これじゃないのを選ぶと一世代前のCR-10というものになるので注意。

Creality3D CR – 10 3D Printer
https://www.gearbest.com/3d-printers-3d-printer-kits/pp_627175.html?wid=1433363&lkid=19875647

CR-10SとCR-10の比較を補足しておくとCR-10Sには以下の3つの機能を持っている。
・Z軸を動かすモーターが2個で動作が安定
・途中で停電してもレジューム機能を持っている
・フィラメント切れのセンサーが付いているので途中で無くなっても安全に止まってくれて、新しいフィラメントをセットして再開できる

公式HPに写真があったので以下の通り。

Amazonではボンサイラボという代理店からも販売されている。こっちは割高だけど日本の会社なので何かトラブルがあったら日本国内で日本人が対応してくれるので安心が欲しい人はボンサイラボ経由で購入するのが良いよ。個人的には3Dプリンターをやろうという人ならば結構なトラブル対応能力があると思うので一番安いところから買うのがオススメ。

2.について。こっちも公式HPにアピールされている。

箱から出してネジを4つ締めてケーブルをつなげるだけ。他の未組立の3Dプリンターの中には基盤を組み立てたり柱を組み立てたりと下手すると1日以上掛かりそうなのもあった。
これは本当に簡単だった。以下、箱出しから組み立てまで。

箱の大きさは公式HPでは66.00 x 55.00 x 30.00 cmの13.8kg。成人男性ならば持ち上げはそんなに大変ではない。


一段目はプリントされるステージがある。ガラス板とマスキングテープも付いていた。この2つはあるとプリントしやすいのと作ったものを取り外しやすい。これはまた別途書きます。

2段目はコントロールユニットと樹脂が出るエクストルーダーと一体になったZ軸柱とケーブルや工具などが入ったミニダンボールがある。

ミニダンボールの中身にはケーブル、工具、マニュアル、データが入ったMicroSD、必要ないのだが青色の飾りが入っている。基本的には必要なものは全て入っている。お試し用に白のPLAフィラメントが少量付いた(写真忘れたけど)。

組み立てはZ軸柱とステージをネジで止めて、サイドに下の写真にある部品を付けてネジ締めしてOK。

ここまでで5分位かな。

コントロールユニットは世界中の電圧に対応しているので日本だと115Vを選ぶ。

あとはケーブルを指すだけ。ラベルが付いており、コネクタ形状も異なっているので間違えることは無いでしょう。

だいぶ長くなってきたけど、続き。
3.出力できるフィラメントが豊富でメーカーを問わない(汎用品で良い)
目的によって適する材料が異なるからいろいろな材料を使いたくなる。それにサードパーティのフィラメントが使えるから〇〇メーカー純正指定などで無くユーザーとしては助かる。

4.拡張性が高いので好みにカスタマイズ出来る
上の図でノズルが標準で0.4mmとあるが0.3にも0.2にも出来る。
もちろんそれだけでなく、使いこなしている人は後付でオートレベリング機能付けたり、ステージの温度が早く上げられるようヒーターをアップグレードしたりも出来る。しかもこれらの部品は安価。

5.例えどこかが故障しても部品単位で安価で購入できるので故障を恐れない
これも上につながるけど、部品が細かい単位で安価で入手できる。



3d-printer-parts
https://www.gearbest.com/3d-printer-parts-c_11400/?lkid=19875670

そもそも全然壊れない。買って3~4ヶ月で10kg出力しているけど故障無し。
壊れる可能性が高いエクストルーダーを一応強化品買ったけど、まだ交換の必要がない。

6.世界中にユーザーがいるので情報が多い
1000万円の3Dプリンターなんて法人ユーザーだから情報なんてそう簡単に入手できないよね。
CR-10SはYouTubeで検索するといくらでも出てくる。

3Dプリンターのユーザーとして役に立つのが、

RCLifeOnのチャンネル(たぶんスウェーデン人のSimonというイケメン)

CNC Kitchen チャンネル (Stefanという真面目で頭良さそうなドイツ人)

あと、エロいかっこしているNaomi ‘SexyCyborg’ Wu チャンネル

最近見つけたキュートなフランス人のHelioxのチャンネル

これ、すごく楽しいのでこれからいろいろと書きます。

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